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【見逃した映画特集】パラダイス・ナウ

8月1日(土)~8月2日(日)※上映終了

日時

8月1日(土)~8月2日(日)※上映終了

料金

【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,000/UPLINK京都ユース会員¥900

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詳細 DETAIL

※お客様へ
『パラダイス・ナウ』は上映素材に由来する画質の不良がございます。
恐れ入りますが、あらかじめご了承の程お願い致します。

イスラエル占領地 ナブルス
自爆攻撃へ向かう、二人の若者の48時間

『パラダイス・ナウ』はパレスチナ人監督ハニ・アブ・アサドがイスラエル人プロデューサーと手を組み、ヨーロッパ各国との共同製作というかたちで作りあげた作品である。
映画は、パレスチナの幼馴染みの二人の若者が自爆攻撃に向かう48時間の葛藤と友情を描いた物語で、同じくアカデミー賞にノミネートされた『ミュンヘン』がユダヤ人監督スピルバーグによる、巨費を投じて製作したイスラエル人テロリストのエンターテインメント作品であることに対して、今迄語られる事のなかった自爆攻撃者の葛藤と選択を描いている。
撮影はパレスチナ暫定自治区のヨルダン川西岸地区の町ナブルスで行われ、映画を誤解した武装勢力に脅されたり、イスラエルからは「撮影スタッフに死傷者が出ても、同軍には一切責任がない」との誓約書を求められたり、困難がつきまとったという。

世界各国の映画祭で上映され、好意的、批判的両方の意見を強く引き起こしているが、アブ・アサド監督は「物事を“邪悪”と“神聖”にわけるのはナンセンスだ。私は複雑きわまりない現状に対する人間の反応を描いているのです」と語っている。

【STORY】

貧困が支配するイスラエル占領下の町、ナブルスに暮らす幼なじみのサイードとハーレド。どん底の毎日を送る彼らにある日、組織から自爆攻撃の命令が下る。2人は目的地へと向かうが、その途中で離れ離れになってしまう。

『パラダイス・ナウ』(2005年製作/90分/フランス・ドイツ・オランダ・パレスチナ合作/原題:Paradise Now)
監督:ハニ・アブ・アサド
出演:カイス・ネシフ、アリ・スリマン、ルブナ・アザバル、アメル・レヘル、ヒアム・アッバス
配給:アップリンク