上映 MOVIES

SUB MENU

【見逃した映画特集】立ち去った女

8月1日(土)~8月2日(日)※上映終了

日時

8月1日(土)~8月2日(日)※上映終了

料金

【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,000/UPLINK京都ユース会員¥900

詳細 DETAIL

世界が絶賛する “怪物的映画作家”ラヴ・ディアスが、ついに全貌を現すー!

“怪物的映画作家”と称され、ベネチア、ベルリン、カンヌをはじめ世界の映画賞を席巻してきたフィリピンの鬼才ラヴ・ディアス。最新作にして最高傑作『立ち去った女』で、ついに待望の日本劇場初公開を果たす。

ワンシーン、ワンカットの魔術的映像美。
光と闇、善と悪、罪と赦し。人間の本質を炙り出す、美しき復讐のドラマ

本作は、映画『ショーシャンクの空に』の原点ともなったロシアの文豪レフ・トルストイの短編小説「God Sees the Truth, But Waits(神は真実を見給ふ、されで待ち給ふ)」に着想を得た人間ドラマ。フィリピン現代史を背景に、哲学、宗教、寓話、そして豊かな詩情を織り込み、光と闇、善と悪、罪と赦しの間を彷徨う人間の本質をゆっくりと炙り出す。ラヴ・ディアス作品の特徴である、美しくも徹底的な長回しと、蠱惑的なロングショット。圧倒的な映画体験に身をゆだねる、至福の映画体験が待っている。

【STORY】

観る者をとりこにする「長尺」の快感。
映画的興奮に溺れる3時間48分

かつて小学校の教師だったホラシアは、ほかの受刑者に読み書きを教えながら、30年の歳月を刑務所で静かに過ごしてきた。ある日、同じ受刑者でホラシアの親友・ペトラが思いがけない告白をする。ホラシアが犯人とされた殺人事件の真犯人はペトラ、そして彼女に殺人を指示し、ホラシアに罪を着せた黒幕は、ホラシアのかつての恋人・ロドリゴだというのだ。ペトラは罪を告白後、自殺した。釈放されたホラシアは家に戻るが、一家は離散し息子は行方不明、夫はすでに亡くなっていた。家族を失い、人生を壊されたホラシアは、自分を陥れた男ロドリゴを追って復讐の旅に出る。

『立ち去った女』(2016年/フィリピン/タガログ語/モノクロ/228分/アメリカン・ビスタ/DCP/原題:Ang Babaeng Humayo/英題:The Woman Who Left)
監督:ラヴ・ディアス
出演:チャロ・サントス・コンシオ、ジョン・ロイド・クルズ、マイケル・デ・メサほか
配給・宣伝:マジックアワー