日時
8月1日(土)~8月2日(日)※上映終了
料金
【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,000/UPLINK京都ユース会員¥900
8月1日(土)~8月2日(日)※上映終了
【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,000/UPLINK京都ユース会員¥900
本作は、映画『ショーシャンクの空に』の原点ともなったロシアの文豪レフ・トルストイの短編小説「God Sees the Truth, But Waits(神は真実を見給ふ、されで待ち給ふ)」に着想を得た人間ドラマ。フィリピン現代史を背景に、哲学、宗教、寓話、そして豊かな詩情を織り込み、光と闇、善と悪、罪と赦しの間を彷徨う人間の本質をゆっくりと炙り出す。ラヴ・ディアス作品の特徴である、美しくも徹底的な長回しと、蠱惑的なロングショット。圧倒的な映画体験に身をゆだねる、至福の映画体験が待っている。
かつて小学校の教師だったホラシアは、ほかの受刑者に読み書きを教えながら、30年の歳月を刑務所で静かに過ごしてきた。ある日、同じ受刑者でホラシアの親友・ペトラが思いがけない告白をする。ホラシアが犯人とされた殺人事件の真犯人はペトラ、そして彼女に殺人を指示し、ホラシアに罪を着せた黒幕は、ホラシアのかつての恋人・ロドリゴだというのだ。ペトラは罪を告白後、自殺した。釈放されたホラシアは家に戻るが、一家は離散し息子は行方不明、夫はすでに亡くなっていた。家族を失い、人生を壊されたホラシアは、自分を陥れた男ロドリゴを追って復讐の旅に出る。
『立ち去った女』(2016年/フィリピン/タガログ語/モノクロ/228分/アメリカン・ビスタ/DCP/原題:Ang Babaeng Humayo/英題:The Woman Who Left)
監督:ラヴ・ディアス
出演:チャロ・サントス・コンシオ、ジョン・ロイド・クルズ、マイケル・デ・メサほか
配給・宣伝:マジックアワー