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【見逃した映画特集】台北ストーリー

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料金

【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,000/UPLINK京都ユース会員¥900

詳細 DETAIL

エドワード・ヤン監督×ホウ・シャオシェン主演
台湾ニューシネマの奇跡の瞬間が刻印された幻の傑作

『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』のエドワード・ヤンが、『恐怖分子』の前年(’85)に撮りあげた長篇第2作にして、凄まじい強度を孕んだ野心作。すでに『風櫃(ルビ:フンクイ)の少年』『冬冬の夏休み』などを発表していた盟友ホウ・シャオシェンが、エドワード・ヤンのために自宅を抵当に入れてまで製作費を捻出し、完成へとこぎつけた、いわくつきの作品である。ながらく日本で見られる機会がなかったが、マーティン・スコセッシ率いるフィルム・ファウンデーションのワールド・シネマ・プロジェクトにより、4Kによるデジタル修復が実現(この修復作業にもホウ・シャオシェンが協力している)、エドワード・ヤンの生誕70年・没後10年にあたる今年、ついにその幻のヴェールを脱ぐ。

【STORY】

この街は、そして私たちは
これからどこにむかってゆくのだろう

台北市内のガランとしたマンションの空き家を訪れる男女二人。女は、ステレオをあそこに、テレビはここに、と夢を膨らませている。男は気のない様子でバッティングの素振りのフォームをしながら「内装に金がかかりそうだ」、「わたし、今度昇進するから大丈夫」。
女はアジン。不動産ディベロッパーで働くキャリアウーマンだ。男はアリョン。少年時代はリトルリーグのエースとして将来を嘱望されていたが、いまは家業を継ぎ、廸化街で布地問屋を営んでいる。二人は幼なじみ。過去にはそれぞれいろいろとあったようだが、なんとなく付き合いが続いている。順調に思えたアジンの人生だったが、突然勤めていた会社が買収され解雇されてしまう。

『台北ストーリー』(1985年/台湾/中国語/119分/カラー/DCP/原題:『青梅竹馬』)
監督・脚本:エドワード・ヤン
製作・共同脚本:ホウ・シャオシェン
音楽:ヨーヨー・マ
出演:ツァイ・チン、ホウ・シャオシェン、ウー・ニエンチェ、クー ・イーチェンほか
配給:オリオフィルムズ