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【見逃した映画特集】アンダー・ユア・ベッド

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©2019映画「アンダー・ユア・ベッド」製作委員会

日時

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料金

【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,000/UPLINK京都ユース会員¥900

詳細 DETAIL

盲目な愛なのか、それとも暴走した狂気なのか。
30年間存在しなかった男の孤独な愛は狂気となった。

「殺人鬼を飼う女」「甘い鞭」や「呪怨」ノベライズなど数々の話題作を世に送り出した大石圭の角川ホラー文庫処女作にして、孤独な人生を送る男のほんの微かな甘い記憶に執着する歪んだ愛を、純粋にそして盲目的に描いた人気小説「アンダー・ユア・ベッド」の映画化。この異常で変質的で狂った繊細な主人公・三井直人を、『蛇にピアス』(08)『ソラニン』(10)『軽蔑』(11)『横道世之介』(13)などで頭角を現し、『シン・ゴジラ』(17)『万引き家族』(18)など超話題作へ出演し、今年も主演作『多十郎殉愛記』ほか『葬式の名人』『カツベン』など続々公開作を控え、日本映画界で益々存在感を増す高良健吾が演じる。
三井が大学生時代から11年間一途に想い続ける女性・佐々木千尋を、『私は絶対許さない』(18)でマドリード国際映画祭主演女優賞にノミネートされた西川可奈子が、夫から激しいドメスティック・ヴァイオレンスを受ける難役を体当たりで演じ魅了する。
監督・脚本は安里麻里。黒沢清監督、塩田明彦監督の助監督を経て『バイロケーション』(14)『氷菓』(17)などで確かなファンを獲得し各方面から称賛を集める期待の女性監督。
新たな一面を存分に発揮した高良が演じる、愛する女性への狂気の愛を描いた、痛々しくも繊細な男の結末とは――。

【STORY】

「もう一度、名前をよばれたい…」

雨の日の無人のエレベーター。誰かの香水の香りが残っている。俺は思い出す。この香り…、11年前、たった一度だけ名前を呼んでくれた佐々木千尋のことを。親からも学校のクラスメイトからも誰からも名前すら憶えられたことのないこの俺を「三井くん」と呼んでくれた時のこと。俺は人生で唯一幸せだったあの感覚にもう一度触れたいと思い、彼女を探し出すことにした……。

『アンダー・ユア・ベッド』(2019年製作/98分/R18+/日本)
監督・脚本:安里麻里
原作:大石圭
出演:高良健吾、西川可奈子、安部賢一