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【見逃した映画特集】リベリアの白い血

上映中~8月20日(木)

日時

上映中~8月20日(木)

料金

【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,000/UPLINK京都ユース会員¥900

詳細 DETAIL

ニューヨークとアフリカを舞台に、
日本人監督が描く“移民”の物語

あなたの知らない“移民”の世界がここにはある。

本作は内戦の傷痕が色濃く残るリベリアで、政府公認の映画組合と共に制作された初めての映画である。後半には移民の街・NYに舞台を移し、アメリカで生きるアフリカ系移民の日常が鮮烈に描かれる。主人公・シスコを演じるは、自身もゴム農園で働いた経験のあるリベリア人のビショップ・ブレイ。映画初出演ながら堂々たる演技で、リベリアとNYで揺れる男の感情を見事に体現した。また日本でも根強い人気を誇る元バトルスのタイヨンダイ・ブラクストンが音楽を担当し、映画を引き立たせている。

【STORY】

西アフリカ・リベリアからニューヨークへ、
自由を求めて生きる男がいた。

リベリア共和国のゴム農園で働くシスコは過酷な労働の中で家族を養っていた。仲間たちと共に労働環境の改善に立ち上がるが、状況は変わらない。そんな時シスコは従兄弟のマーヴィンからニューヨークでの生活のことを聞き、より良い生活のために愛する家族の元を離れ、自由の国アメリカへ単身で渡ることを決意する。NYのリベリア人コミュニティに身を置き、タクシードライバーとして働き出したシスコ。移民の現実を目の当たりにしながらも、都会の喧噪や多種多様な人々が住むこの地に少しずつ順応していく。しかし、元兵士のジェイコブとの予期せぬ再会により、リベリアでの忌々しい過去がシスコに蘇ってくるのだった…。

『リベリアの白い血』(2015年/米国/88分/リベリア語・英語/ビスタサイズ/5.1ch/カラー/DCP/原題:Out of My Hand)
監督:福永壮志
撮影:村上涼、オーウェン・ドノバン
音楽:タイヨンダイ・ブラクストン (ex.BATTLES)
出演:ビショップ・ブレイ、ゼノビア・テイラー、デューク・マーフィー・デニス、ロドニー・ロジャース・べックレー、ディヴィッド・ロバーツ、シェリー・モラドほか
製作総指揮:ジョシュ・ウィック、マシュー・パーカー
製作:ドナリ・ブラクストン、マイク・フォックス
配給・宣伝:ニコニコフィルム