日時
上映終了
料金
【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,000/UPLINK京都ユース会員¥900
上映終了
【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,000/UPLINK京都ユース会員¥900
メキシコで深夜上映されて大ヒットし、ジョン・レノンやアンディ・ウォーホルといったアーティストに絶賛され、カルト映画の代名詞となっている『エルトポ』(70)、そして『ホーリー・マウンテン』(73)で日本でも知られるアレハンドロ・ホドロフスキーが、英国に呼ばれて監督した初のメジャー資本大作であり、1990年にヨーロッパのみで公開されたものの、アメリカや日本でも完全未公開であったが、今回、ホドロフスキー監督自らの監修によるディレクターズ・カット版(92分・公開当時は87分)が完成し、日本でも陽の目を見ることになった。
主演のピーター・オトゥールとオマー・シャリーフは、『アラビアのロレンス』(62)で初共演し、その後『将軍たちの夜』(67)で再共演して以来の3度目の共演作となる。
ルドルフ(クリストファー・リー)は飼い犬のダルメシアンにしか興味がない風変わりな大富豪。ある夜、彼の遺産にしか興味のない親族を招いて晩餐会を開いたが、そのさなかルドルフの常連の売春婦達-レインボウ・ガール-が到着する。招待客を差し置いて乱痴気騒ぎをするルドルフだったが、その場で心臓発作になり昏睡状態に陥ってしまう。早くも親族たちは遺産について言い争うが、ルドルフと同じく風変わりな甥のメレアーグラ(ピーター・オトゥール)に全ての遺産が渡ってしまうのではないかと気が気では無かった。親族たちのやり取りを聴いてしまったメレアーグラは愛犬クロノスと共にその場を静かに去ってしまう・・・。そして5年後、メレアーグラはコソ泥のディマ(オマー・シャリーフ)と地下下水道で暮らしていた。愛犬のクロノスは既に死んでしまっていたが、二人はメレアーグラの叔父ルドルフの死と相続できるであろう遺産を待ちわびて日々を暮らしていたのだが――。
『ホドロフスキーの虹泥棒』(1990年/イギリス映画/92分/カラー/ステレオ/ビスタサイズ(ヨーロッパ・ビスタ))
監督:アレハンドロ・ホドロフスキー
出演:ピーター・オトゥール、オマー・シャリーフ、クリストファー・リー、ジョアンナ・ディケンズ、イアン・デューリー
脚本:ベルタ・ドミンゲス・D