日時
上映中~7月2日(木)
料金
【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,000/UPLINK京都ユース会員¥900
上映中~7月2日(木)
【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,000/UPLINK京都ユース会員¥900
いまから23年前、何度も芥川賞候補に挙げられながらも賞に恵まれず、今の日本を予期していたような作品群を遺し、41歳で自ら命を絶った不遇の作家・佐藤泰志。短い函館の夏を舞台に、生きる目的を見失った男と会いを諦めた女との出会い、そして底辺で生きる家族を慈しむような眼差しで描き、第2回三島由起夫賞の候補となった作家唯一の長編小説にして最高傑作と言われる「そこのみにて光輝く」が、発刊から24年を経て待望の映画化となる。監督は『オカンの嫁入り』で新藤兼人賞を受賞し高い評価を得てきた呉美保。これまでの二作で見せてきたアットホームな筆致から一転、ざらついた絆の行方を素手で掴まえる硬質な映像文体で、まったく新たな境地に達している。その一方で、この映画作家ならではの優しさがより深化していることに驚かされるだろう。
『そこのみにて光輝く』(2014年/日本/カラー/シネマスコープ/5.1chデジタル/120分/R-15)
監督:呉美保
出演:綾野剛、池脇千鶴、菅田将暉、高橋和也、火野正平
脚本:高田亮
原作:佐藤泰志(河出書房新社刊)
製作:『そこのみにて光輝く』製作委員会
制作プロダクション:ウィルコ
配給:東京テアトル、函館シネマアイリス(北海道地区)
宣伝:太秦