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死霊魂

上映中~10月1日(木)※上映終了

©LES FILMS D’ICI-CS PRODUCTIONS-ARTE FRANCE CINÉMA-ADOK FILMS-WANG BING 2018

日時

上映中~10月1日(木)※上映終了

料金

一律:3,900円 ※特別興行のため、各種割引適用外 ※ご招待券、回数券、未来チケット使用不可

詳細 DETAIL

【重要なお知らせ】9月19日(土)~全席販売再開について
政府による一部規制緩和を受け、現在先行販売中の『死霊魂』の9/19(土)~10/1(木)上映分につきまして、すべての座席を販売させていただきます。
引き続き、お客様の安全を確保するため、感染防止対策を徹底して行なってまいります。

感染防止対策の詳細 kyoto.uplink.co.jp/news/2020/1792


全日程のチケット先行販売中

■上映期間:9月18日(金)~10月1日(木)※連日11:30より上映
■鑑賞料金:一律3,900円
※各種サービスデー適用外 ※会員割引、ご招待券、回数券、未来チケットもご利用いただけません。

★窓口購入の方には特典クリアファイルをプレゼントいたします!(数量限定)


『死霊魂』公開を記念し、オンライン映画館アップリンク・クラウドにて、「ワン・ビン監督6作品パック」の配信がスタート!

パック作品:『鉄西区』『鳳鳴 中国の記憶』『無言歌』『三姉妹 雲南の子』『収容病棟』『苦い銭』

≫ワン・ビン監督6作品パック(1,980円/30日間)

2018年カンヌ国際映画祭 特別招待作品
山形国際ドキュメンタリー映画祭2019 大賞&観客賞

カンヌ映画祭公式作品史上最長となる8時間越え。
『鉄西区』『無言歌』『三姉妹〜雲南の子』のワン・ビン監督、
8時間を超える渾身の大作

ある日突然、送られた収容所は地獄のような〈飢餓収容所〉と化した。
地獄を生き延びた者たちの証言が死者の魂をよびおこす。

いまだ明らかにされない中国史の闇、「反右派闘争」。1950年代後半、「我々は人民の自由な発言を歓迎する!」と政府が主導した「百家争鳴」キャンペーンにのせられ、自由にモノを言ってみたら、ある日突然、「右派」と呼ばれ、55万人もの人が収容所に送られたのだ。そこに大飢饉が重なった。「4500万人の死者を出した史上最も悲惨で破壊的な人災」(フランク・ディケーター著『毛沢東の大飢饉』)ともいわれる凄惨極まりない飢餓によって収容所は地獄と化した。
カメラの前で語るのは、生還率わずか10%ともいわれた収容所を生き延びた者たち。2005年から2017年までに撮影された120人の証言、600時間に及ぶ映像から本作は完成した。

扉を開ける第一部から、衝撃がはしる第二部、壮絶にして崇高な第三部へ。
いつしかカメラを忘れ、あなたもまた目撃者となる。

自らカメラをまわしたワン・ビン監督が本作のために撮影した素材は、120の証言と約600時間のラッシュ映像。「ひとつの証言を他の証言よりも目立たせることはしない」「証言を織りあげたり、差し込んだりすることはしない」というルールを定め、その膨大な素材を何度も繰り返し見つづけ、8時間半に近い作品として完成させた。

背景や状況を提示し、収容所の扉を開ける第一部。次々語られる飢餓の状況に衝撃がはしる第二部。そして弾圧した側の証言者の重い問いかけと、死の間際にある人々の思いが壮絶にして崇高な第三部へ。
観客は、いつしかカメラを忘れ、自らが目撃者となるのだ。

デジタルカメラ1台あれば、映画が世界と対峙できる時代に突入したと証明した『鉄西区』(1999-2003)以来、たえず映画界を揺るがし続けてきたワン・ビン監督の集大成でもある本作は、3度目となる山形ドキュメンタリー映画祭大賞、さらに観客賞にあたる市民賞も受賞し、見る人の心を激しく揺り動かした傑作である。

『死霊魂』
(2018年/フランス、スイス/506分(三部上映/第一部166分、第二部164分、第三部176分/英語題:DEAD SOULS)

監督・撮影:ワン・ビン
製作:セルジュ・ラルー、カミーユ・ラエムレ、ルイーズ・プリンス、ワン・ビン
共同製作 ジョゼ・ミシェル・ビュレール、ワン・ヤン
日本語字幕:最上麻衣子(第一部)、新田理恵(第二部、第三部)
日本配給:ムヴィオラ

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