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イル・ノワール 黒い島

上映中~12月3日(木)※上映終了

日時

上映中~12月3日(木)※上映終了

料金

【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100/UPLINK京都ユース会員¥900

詳細 DETAIL

11月28日(土)トークショー決定

15時30分の回 上映後 / 17時20分の回 上映後

登壇者:篠山紀信(写真家)× 平本正宏(作曲家)× 宮坂 淳(アートディレクター)

篠山紀信( しのやま・きしん )
1940年東京生まれ。写真家。写真集&著作は300冊を超える。
『Death Valley』『Twins』『Nude』に始まり、ジョン・レノンの生前のラストアルバム『ダブル・ファンタジー』ジャケット、『激写』シリーズ、150万部を超えた宮沢りえ『SantaFe』はじめ、数々の社会現象を起こす。三島由紀夫、歌舞伎、さらには福島第一原発まで、作品の幅広さはとどまるところを知らない。2000年からは、digi+KISHIN名でデジタル映像作品も多数制作。日本中を巡回した展覧会『写真力』は100万人を動員、直近では『premiere』シリーズなど、常に時代と併走し、作品を発表し続ける。

平本正宏(ひらもと・まさひろ)
作曲家。Tekna TOKYO主宰。東京藝術大学大学院音楽研究科修了。
2006年より写真家篠山紀信の映像作品digi+KISHINや展覧会の音楽を担当し、近年は「premiere ラ・リューシュの館」やWEBUOMO「美女標本箱」の音楽を手掛ける。
映画『さよなら渓谷』、『セトウツミ』、『少女』、ドラマ「プリンセスメゾン」の音楽を担当。振付家金森穣、演出家蜷川幸雄、現代美術家束芋、作家島田雅彦など、様々なアーティストとコラボレーションを行う。現在、新作オペラを準備中。
http://teknatokyo.com/


宮坂 淳  (みやさか・あつし)
武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業後、博報堂入社。アートディレクション、CMディレクションに従事後2016年独立。デザインスタジオsnowfall inc. 主宰。企業や商品のブランディング開発と並行してブックデザインを多数担当。重版を重ねたベストセラー多数担当。毎日広告デザイン賞 / 優秀賞、東京TDC / 入賞、ロンドン広告祭 / パッケージ部門シルバープライズ等受賞多数


映像、写真、音楽。溶け合い、生まれる“初めて”の感覚。

時代とともに走り、常に第一線で作品を発表し続ける世界の写真家・篠山紀信が“初めて”にこだわり、話題を呼んだ写真集「première」(プルミエール)シリーズ。Rina&Mariと組んで、新たに挑戦した官能と幻惑の美の世界を、写真集「première sister rina&mari」と、映像作品「イル・ノワール ÎLE NOIRE」(DVD)が今年3月同時刊行された。
本作は数々のdigi+KISHINシリーズを手がける音楽家・平本正宏とアートディレクター宮坂淳がエッジの効いたセッションで魅せる衝撃の35分。全編モノクロームの世界。さらなる“初めて”に挑戦した息を呑む“奇跡”の問題作が初のロードショー。

※本作はヌード表現を含みます。

今、世界はコロナに覆われてしまった。
「ヴェニスに死す」のようなイタリア。
スケートリンクに遺体が安置されるスペイン。
無人の電光板だけが眩しいタイムズスクエア。
志村けんのいないトーキョー。

りな&まり。
姉妹が辿り着いた溶岩の黒い島は暗く、
人は家に籠り、風だけが強く吹き抜けていた。

時代だなぁ、と強く感じる。
本気(まじ)、二人には幸福(しあわせ)になってもらいたい。
—篠山紀信

『イル・ノワール 黒い島』(2019年/日本/モノクロ/35分)
監督・撮影:篠山紀信
出演:Rina & Mari
音楽:平本正宏
構成・編集・アートディレクション:宮坂淳
製作:小学館