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花様年華【KYOTOGRAPHIE 2020関連企画/ウォン・カーウァイ特集】

上映中~10月22日(木)※上映終了

©2000, 2009 Block 2 Pictures Inc. All Rights Reserved.

日時

上映中~10月22日(木)※上映終了

料金

【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,000/UPLINK京都ユース会員¥900

詳細 DETAIL

切符がもう一枚取れたら、僕と行かないか──

1962年、香港。新聞社の編集者であるチャウと、商社で秘書として働くチャン。二人は同じアパートに同じ日に引越してきて、隣人になる。やがて二人は、互いの伴侶が不倫関係にあることに気づき、次第に時間を共有するように。誰にも気づかれないよう、慎重に会っていた二人。家庭を持つ貞淑な男と女は戸惑いつつも、強く惹かれ合っていくのだった。誰にも言えない秘密を包み込む紫煙、ナット・キング・コールのバラッド、そしてなんといってもチャイナドレスの美しさ──

今作でトニー・レオンが第53回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を、そして撮影と美術/衣裳が評価され高等技術院賞を受賞。本作の一部設定や世界観は『欲望の翼』から引き継がれており、さらに後年の『2046』へと醒めない夢は続く。英BBCが昨年発表した「21世紀の名作映画トップ100」リストで、あらゆる名作を差し置いてなんと第2位に輝いた、永遠の愛の物語。

『花様年華』(2000年/香港/98分/Blu-ray/英題:In the Mood for Love)

監督・脚本・製作:ウォン・カーウァイ
撮影:クリストファー・ドイル、リー・ピンビン
美術・編集・衣裳:ウィリアム・チャン
キャスト:トニー・レオン、マギー・チャン
配給:アスミック・エース株式会社


KYOTOGRAPHIE 2020 展示情報

Wing Shya
ウィン・シャ
一光諸影


ウィン・シャ《RUN RUN KIDS》 1997年

叙情的な写真作品が印象的なウィン・シャは、映画監督ウォン・カーウァイの元専属フォトグラファー兼グラフィックデザイナーとして名を馳せている。映画のスチール作品ほか、自身の作品やファッション写真などが、その表現力を最大限に活かした空間デザインのもと展示される。依頼を受けた仕事の要請を完璧に満たしながら、それでいて一点一点は豊かな物語性を湛え、観る者の共感を誘うウィン・シャの作品群に、老舗の帯匠の京町家を生かした独創的な空間デザインにて対峙できる貴重な機会となる。

■会場:誉田屋源兵衛 竹院の間
(京都市中京区室町通三条下ル 西側/地下鉄烏丸線または東西線「烏丸御池」駅 6番出口から徒歩5分)
■日時:9月19日(土)~10月18日(日)10:00 – 18:00
※入場は閉館の30分前まで ※9月29日(火)、10月6日(火)、10月13日(火)は休館
■料金:一般 ¥1,000/学生¥800(要学生証提示)



ウィン・シャ 《In the mood for love 花様年華》 2000年


ウィン・シャ 《In the mood for love 花様年華》 2000年

ウィン・シャ

1964年香港生まれ。カナダのエミリー・カー美術大学で美術を学んだのち香港に戻り、デザインスタジオ「Shya-la-la Workshop」を創設、数々の賞を受賞する。1997年、映画「ブエノスアイレス」にて、映画監督であるウォン・カーウァイより専属フォトグラファー兼グラフィックデザイナーとして指名される。その後、映画「花様年華」「愛の神、エロス」「2046」と、コラボレーションが続いた。 映画監督としても名を馳せているシャは、カレン・モク、ジャッキー・チュン、ヴァネッサ・メイなどのミュージシャンらとミュージックビデオでのコラボレーションを経て、2010年春、大ヒット映画「ホット・サマー・デイズ」で監督デビューを果たす。2011年秋に続編「ハッピーイヤーズ・イブ」を公開。また、2006年には美術に立ち返り、森アーツセンターギャラリーで個展「ウィン・シャ エキシビション」を開催した。その後ニューヨーク、イタリア、香港などで個展を開催。また、i-D(イギリス)やNumèro (フランス)など、世界各国の名だたるファッション誌やルイ・ヴィトン、マルタン・マルジェラなどのブランドのヴィジュアルも手がけている。


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