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甲子園:フィールド・オブ・ドリームス

上映中~9月10日(木)

©Cineric Creative/NHK/NHK Enterprises

日時

上映中~9月10日(木)

料金

一般¥1,900/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,300/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900

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今年は映画館で甲子園を。
高校野球の「伝統」と「革新」。若き女性監督が世界に伝えた、「高校野球の今」。

本作は、「高校野球という日本独自の文化を海外に紹介したい」という監督と制作陣の願いから日米の国際共同制作作品として誕生した。海外に先駆け放送され大きな反響を呼んだN H Kのドキュメンタリー「ノーナレ 遥かなる甲子園」(18)、「HOME 我が愛しの甲子園」(19)で描ききることができなかった部分まで被写体を掘り下げ、余すとこなく高校野球の魅力を詰めた長編作品である。ニューヨークを拠点に活躍する若き女性映像作家・山崎エマが監督を務め、米・撮影クルーとともに100回記念大会へ挑む激戦区神奈川県の雄・横浜隼人高校と、大谷翔平や菊池雄星を輩出した岩手県・花巻東高校の球児とその指導者へ1年間に渡る長期取材を敢行した。これまで高校野球を題材にしたドキュメンタリーは数々あったが、監督を含め海外のクルーで制作をする作品は稀で、本作品の大きな特徴でもある。2019年11月アメリカ最高峰のドキュメンタリー映画祭「DOC NYC」でワールドプレミア上映、さらに2020年6月アメリカ最大級のスポーツ専門チャンネル「ESPN」にて全米放送されると、日本人メジャーリーガーたちの“原点”を描いた作品として、また高校野球を“日本社会の縮図”と位置づけ変わりゆく時代の空気をも切り取る山崎エマ監督ならではの視点とその手腕に、野球大国であるアメリカ全土で高い関心と大きな話題を集めた。

【STORY】

2018年、夏の甲子園は100回大会を迎えた。その記念すべき年の特別プロジェクトとして、米・シネリック・クリエイティブ/NHK/NHK エンタープライズで取り組んだ国際共同制作作品。主人公の横浜隼人高校の水谷哲也監督は、30年近いキャリアの中でも特別な思いでこの記念すべき年に挑んでいた。自称「昭和の頑固オヤジ」である水谷は、勝つことのみならず、挨拶や掃除などを徹底し人間形成を重要視。更には、メジャーリーガー大谷翔平や菊池雄星を輩出したる花巻東高校野球部の佐々木洋監督の恩師でもある。この作品ではこの2人の監督の100回大会の年を追いながら、高校野球を日本の社会の縮図と位置づけ、変わりゆく時代を考える。昭和から平成、そして未来へ。時代とともに変えるべきもの、変えてはならないもの…純粋に青春の全てをぶつける高校球児と、教育の最前線にたつ指導者の葛藤、そして喜びを見つめる。

『甲子園:フィールド・オブ・ドリームス』(2020年/アメリカ・日本/94分/16:9カラー/5.1ch /ドキュメンタリー)
監督・編集:山崎エマ
出演:水谷哲也、佐々木洋 / 大谷翔平、菊池雄星
プロデューサー:エリック・ニアリ
エグゼクティブプロデューサー:伊藤雄介 常木佳子 安田慎
撮影監督:マイケル・クロメット
音楽:ジェイソン・カミングズ
国際共同制作:シネリック・クリエイティブ、NHK、NHK エンタープライズ
配給:シネリック・クリエイティブ
配給協力:日活