日時
6月11日(木)※上映終了
料金
【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥500/UPLINK京都ユース会員¥500
6月11日(木)※上映終了
【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥500/UPLINK京都ユース会員¥500
※6月11日(木)~6月14日(日)期間限定キャンペーンです。
他対象作品はこちらから
※期間以後は通常料金となります。
世界中で大ヒットした『アナと雪の女王2』。クリストフや、架空の民「ノーサルドラ」のモデルになったと言われるのが、北欧の先住民「サーミ人」。ディズニーは、今回の続編にあたりサーミ人の代表と契約を結び、敬意をもってサーミ人の文化を表現することを約束したそうです。
『サーミの血』の舞台となる1930年代、スウェーデンのサーミ人は他の人種より劣った民族として差別されていました。この物語は、サーミ語を禁じられた寄宿学校に通う少女エレ・マリャの、差別に抗い生きる姿を描いています。監督のアマンダ・シェーネルはサーミ人の血を引いており、自身のルーツをテーマにした短編映画を撮った後、長編映画デビュー作となる本作でも同じテーマを扱いました。また、エレ・マリャ役のレーネ=セシリア・スパルロクは、今もノルウェーでトナカイを飼い暮らしているサーミ人で、劇中の民族衣装、小道具、トナカイの扱いなどはすべて正確に再現されています。
『アナと雪の女王2』でサーミ人の文化に興味を持たれた方は、是非『サーミの血』をスクリーンで御覧ください。
2016年東京国際映画祭で審査委員特別賞と最優秀女優賞をダブル受賞、北欧最大の映画祭のヨーテボリ国際映画祭2017では、前年度『ヒトラーの忘れもの』が受賞した最優秀ノルディック映画賞を獲得。その他、世界の映画祭でも絶賛の声が相次ぐ本作は、北欧スウェーデンの美しい自然を舞台に描かれるサーミ人の少女の成長物語であり、差別に抗い生き抜く姿に心打たれる感動作である。
サーミ人とは、ラップランド地方、いわゆるノルウェー、スウェーデン、フィンランドの北部とロシアのコラ半島でトナカイを飼い暮らし、フィンランド語に近い独自の言語を持つ先住民族。映画の主な舞台となる1930年代、スウェーデンのサーミ人は他の人種より劣った民族として差別された。
1930年代、スウェーデン北部のラップランドで暮らす先住民族、サーミ人は差別的な扱いを受けていた。サーミ語を禁じられた寄宿学校に通う少女エレ・マリャは成績も良く進学を望んだが、教師は「あなたたちの脳は文明に適応できない」と告げる。
そんなある日、エレはスウェーデン人のふりをして忍び込んだ夏祭りで都会的な少年ニクラスと出会い恋に落ちる。トナカイを飼いテントで暮らす生活から何とか抜け出したいと思っていたエレは、彼を頼って街に出た――。
『サーミの血』(2016年/スウェーデン、ノルウェー、デンマーク/108分/南サーミ語、スウェーデン語/原題:Sameblod/DCP/シネマスコ―プ)
監督・脚本:アマンダ・シェーネル
音楽:クリスチャン・エイドネス・アナスン
出演:レーネ=セシリア・スパルロク、ミーア=エリーカ・スパルロク、マイ=ドリス・リンピ、ユリウス・フレイシャンデル、オッレ・サッリ、ハンナ・アルストロム
後援:スウェーデン大使館、ノルウェー王国大使館
配給・宣伝:アップリンク