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チョコリエッタ【リバイバル上映】

上映中~10月14日(木)※上映終了

日時

上映中~10月14日(木)※上映終了

料金

【特別料金】一般¥1,500/シニア¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳)¥1,000/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900

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※数量限定・なくなり次第終了となります。ご了承ください。


10代から注目を集めてきた風間志織監督が、直木賞作家・大島真寿美の初期傑作長編を
2021年を設定に翻案し映画化した『チョコリエッタ』他、『せかいのおわり』『火星のカノン』3作を一挙上映!

高校2年の時に製作した8mm『0×0(ゼロカケルコトノゼロ)』が、ぴあフィルムフェスティバル(PFF)84に入選。第一回PFFスカラシップを獲得し製作された『イみてーしょん、いんてりア』(85)は、トリノ国際映画祭に招待されるなど10代から脚光を浴び、「天才少女の出現!」と騒がれた、風間志織監督。22歳で撮った『メロディ』(88)は、8mmながらユーロスペースでロングラン上映され、つづく『冬の河童』(95)ではロッテルダム国際映画祭タイガーアワード(グランプリ)を受賞。『火星のカノン』(01)では第14回東京国際映画祭にて日本人初のアジア映画賞を受賞。『せかいのおわり』(04)と共に、2作連続でベルリン国際映画祭フォーラム部門にノミネートされるなど、国内外でも高い評価を得てきた。
初の原作ものとなった『チョコリエッタ』(14)では、森川葵、菅田将暉を起用し、設定を原発事故から10年後の2021年に翻案し映画化。未来に希望が見えない21世紀を生きる少年少女たちを寄り添うように描いた。設定の年である本年、リバイバル上映が決定!撮影当時10代だった森川、菅田をはじめ、岡山天音、三浦透子など、今の日本映画界を牽引する若手俳優たちが集結した珠玉の青春映画。
21世紀に撮られた2本もデジタルリマスターされ特集上映が決定。2001年製作『火星のカノン』は、小日向文世、久野真紀子(現・クノ真季子)、中村麻美らが出演し、家族を持つ男との恋愛やLGBTも同じ地平で「愛する」とは何かを描く。つづく2003年製作の『せかいのおわり』も、中村麻美、渋川清彦、長塚圭史、田辺誠一、つみきみほ、小林且弥、高木ブーなど多彩な出演者が揃い、幼なじみの男女を中心にすれ違う恋模様をコメディタッチで写し出す。


【STORY】

知世子が5歳のとき、母親が交通事故で亡くなった。それ以来、兄弟のように育った愛犬ジュリエッタを心の支えにしてきたが16歳の時に死んでしまう。進路調査に“犬になりたい”と書いて担任から呼び出された日、映画研究部の部室を訪れる。母が好きだったフェデリコ・フェリーニ監督の映画「道」を見れば、ジュリエッタに会えるような気がしたのだ。しかし、そのビデオテープは既に部室にはなく、卒業した浪人中の先輩・正岡正宗のものだった。訪ねていった家で映像を編集していた正宗は「俺の映画に出ないか?」と誘う。知まるで、「道」のザンバノとジェルソミーナのように、バイクに乗って2人の撮影旅行が始まる。街を走り、山を走り、海に出る。喧嘩、事故、初めてのホテル。旅は2人に何をもたらすのか・・・。

『チョコリエッタ』(2014年/159分/PG12)
監督・編集:風間志織
出演:森川葵、菅田将暉、岡山天音、三浦透子、市川実和子、村上純、中村敦夫
脚本:風間志織、及川章太郎
原作:大島真寿美(「チョコリエッタ」角川文庫刊)
プロデューサー:伊藤直克
撮影:石井勲
照明:大坂章夫
録音:湯脇房雄
美術:丸尾智行
音楽:鈴木治行
スクリプター:田口良子
エンディング曲:森川葵「jump!」
配給:MAP