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KIDS/キッズ【Back to the 90’s/特別料金】

上映中~3月25日(木)※上映終了

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日時

上映中~3月25日(木)※上映終了

料金

【特別料金】一般¥1,300/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア(60歳以上)¥1,200/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥900/UPLINK京都ユース会員¥800 

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これが現実だ。黙ってちゃんと見ろ!

SEX、ドラッグ、暴力、スケートボード・・・
ストリートに常に存在するリアルをドキュメンタリータッチで描き、90年代インディペンデントフィルムシーンに一大ムーブメントを巻き起こした衝撃作。

ティーンエイジャーの「リアル」な姿を撮り続けてきた写真家ラリー・クラークの映画監督デビュー作。マーティン・スコセッシ監督の『タクシードライバー』、ガス・ヴァン・サント監督の『ドラッグストア・カウボーイ』にも影響を与えたラリーが写真の次の表現方法として選んだのが映画である。後に映画作家として名を上げるハーモニー・コリン(当時高校生)の脚本に衝撃を受けたラリーはとことん「ストリートの現実」にこだわった本作を誕生させる。
全米公開前、全米映画協会はR指定より上のNC-17(17歳以下は鑑賞禁止)を指定されるも、全米メディアを巻き込んだ大論争に発展し、上映館数も限定されるという状況ながら連日超満員の大ヒットとなる。作品を見たマドンナは「大きな衝撃を受けた」と発言した。
製作総指揮をガス・ヴァン・サントが担当。後に大スターとなるクロエ・セヴィニー(『ボーイズ・ドント・クライ』)、ロザリオ・ドーソン(『シン・シティ』)のデビュー作であることでも知られ、その他スーパースタースケーター、ハロルド・ハンターやハヴィエル・ヌネズが出演しており、若者たちが長い間「見たい!」と渇望し続けてきた作品である。
音楽はグランジシーンの裏番ルー・バーロウ(ダイナソーJr.、セバドー、フォークインプロージョン)が担当。カート・コバーン(ニルヴァーナ)が敬愛してやまなかった伝説のミュージシャン「ダニエル・ジョンストン」他、FOLK IMPLOSION,SEBADOH,DANIEL JOHNSTON,SLINTなどが参加し大ヒット。公開から20年以上経った2017年にピクチャーレコードとして限定復刻される程の名盤サントラである。

【STORY】

意味も理由も不安もないキッズたちの日常、その24時間‐

ニューヨークの暑い夏の昼下がり。絡み合う舌と舌。ヴァージンに目がないテリーはいつものように口八丁で女の子をモノにした。その後、年中ラリってる友達のキャスパーと取るに足らない話をしながら街を歩き、仲間の家でビールを飲んでドラッグをキメてSEXの話、そんな日常。
一方、ルビーの家ではジェニーたち女の子5人がSEXの話で盛り上がっている。ジェニーはヴァージンだけ奪ってバックれたテリーにムカついている。そして、経験豊富なルビーの付き添いで受けたHIVの検査結果を聞きに行く。結果は、ルビーは陰性、ジェニーは陽性だった・・・たった一人の男とのたった一回のSEXで・・・テリーを探そうと街をひたすらさまよい歩くジェニー。自分がHIVキャリアとは知らず、次の新しい獲物<ヴァージン>を探しに街に出るテリー。そんなヤツらの酒とドラッグとSEXにまみれた日常、24時間-

『KIDS/キッズ』(1995年製作/英語/アメリカ/92分)
監督:ラリー・クラーク
出演:レオ・フィッツパトリック、ジャスティン・ピアース、クロエ・セヴィニー、ロザリオ・ドウソン、ハロルド・ハンター、ヤキーラ・ペゲエロ
製作:ケイリー・ウッズ
脚本:ハーモニ一・コリン
製作総指揮:ガス・ヴァン・サント、パトリック・パンツァレッラ、マイケル・チェンバース
撮影:エリック・エドワーズ
衣装デザイン:キム・ドルース
音業:ルー・バーロウ、ジョン・デイヴィス