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オー!スジョン【作家主義ホン・サンス】 오!수정/Virgin Stripped Bare by Her Bachelors

上映中~7月7日(水)※『カンウォンドのチカラ』と日替わり上映

© MIRACIN ENTERTAINMENT CO.LTD

日時

上映中~7月7日(水)※『カンウォンドのチカラ』と日替わり上映

料金

【特別料金】一般¥1,500/ユース(19歳~22歳)¥1,100/アンダー18(16歳~18歳) ¥1,000/シニア¥1,300/ジュニア(15歳以下)¥800/UPLINK京都会員¥1,100(土日祝¥1,300)/UPLINK京都ユース会員(22歳以下)いつでも¥900

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映画という芸術の最先端を走り続ける
名匠ホン・サンス監督の初期名作
『カンウォンドのチカラ』『オー!スジョン』を連続上映!

60年代にジャン=リュック・ゴダールが、80年代にヴィム・ヴェンダースが、90年代にウォン・カーウァイがいたように、00年代以降の映画はホン・サンスによって更新され続けている。96年のデビュー作『豚が井戸に落ちた日』以来、韓国のみならず、有名映画祭を中心に世界中を驚かせてきた彼は「反復」と「差異」に特徴付けられる独自の映画話法を使ってストーリーテリングの呪縛から軽やかに逃れ、 人間という哀しくも愛おしい生き物の素顔を、乾いたユーモアを交えて描き続けてきた。その作品は、年を追うごとに深みを増し、昨年の『逃げた女』に続き、最新作『Introduction(原題)』も、ベルリン国際映画祭で受賞(銀熊賞/最優秀脚本賞)を選ばれた。そんなホン・サンス監督の初期名作である『カンウォンドのチカラ』(98)と『オー!スジョン』(00)は、 韓国映画の新しい時代を創造した革新的な作品であると同時に、「ホン・サンスがいつホン・サンスとなったのか」が刻印された貴重な2本だ。

モノクロで描かれる、男と女の記憶
女優、イ・ウンジュの傑出した1本

ホン・サンス監督の長篇第3作で、前作『カンウォンドのチカラ』に続き、カンヌ国際映画祭ある視点部門に出品された。男女それぞれの記憶をもとに出会いからセックスへと至るまでの心情と行動が美しいモノクロ映像で描かれていく。16の章に分かれたエピソードが、ドライかつリズミカルに積み重なり、欲望に忠実な人間たちの姿が徐々に浮かび上がる。男性から見たスジョンと、自分の記憶の中のスジョンを前後半で演じ分けたのは当時20歳だった『ブラザーフッド』(04)のイ・ウンジュ。05年に亡くなった彼女のフィルモグラフィの中でも、傑出した1本となっている。ジェフンを『妻の恋人に会う』(07)のチョン・ボソク、ヨンスを『夜の浜辺でひとり』(17)など、ホン・サンス作品ではお馴染みのムン・ソングンが演じている。

出会いから初めての一夜までの過程を、男女それぞれの視点から描く『オー!スジョン』では、冬のソウルをとらえた美しいモノクロ映像の中で、それぞれの欲望によって微妙に歪められた記憶の物語が綴られていく。この作品の韓国公開から5年後に惜しくも世を去った女優イ・ウンジュが、前半と後半でまったく違って見える女性スジョンを見事に演じ分けている。

世界を魅了し続ける映画作家ホン・サンスの25年におよぶ旅の始まりを目撃することは、彼の芸術性を再発見する絶好の機会となるだろう。の芸術性を再発見する絶好の機会となるだろう。

STORY

ホテルの部屋で恋人ヤン・スジョン(イ・ウンジュ)を待っているキム・ジェフン(チョン・ボソク)。画廊を経営する彼は、テレビ番組のディレクターのクォン・ヨンス(ムン・ソングン)と一緒に展覧会を訪れた構成作家のスジョンと出会い、恋に落ちたのだった。一方、ジェフンからの電話を自宅で受けたスジョンも、2人のこれまでを振り返っていた。ホン・サンス監督の長篇第3作。男女それぞれの記憶をもとに出会いからセックスへと至るまでの心情と行動が美しいモノクロ映像で描かれていく。男性から見たスジョンと、自分の記憶の中のスジョンを演じ分けたのは「ブラザーフッド」(04)のイ・ウンジュ。「妻の恋人に会う」(07)のチョン・ボソク、「夜の浜辺でひとり」(17)のムン・ソングン共演。


ホン・サンス 監督

1961年10月25日、ソウル生まれ。96年に『豚が井戸に落ちた日』で長篇デビュー。『カンウォンドのチカラ』(98)と『オー!スジョン』(00)はカンヌ国際映画祭ある視点部門に出品された。絶え間ない創作活動と、作品ごとに見せる新たな試みを続ける、世界でも稀有な監督として知られ、新作のワールド・プレミア上映は常に主要国際映画祭で行われている。『正しい日 間違えた日』(15)がロカルノ国際映画祭金豹賞(グランプリ)、主演男優賞(チョン・ジェヨン)を受賞。『夜の浜辺でひとり』(17)、『逃げた女』(20)、『Introduction』(21)はいずれもベルリン国際映画祭で銀熊賞(主演女優賞/キム・ミニ、監督賞、脚本賞)に選ばれている。

<フィルモグラフィ>
1996 豚が井戸に落ちた日 *映画祭のみ
1998 カンウォンドのチカラ」(DVD化タイトル カンウォンドの恋)
2000 「オー!スジョン」(DVD化タイトル 秘花〜スジョンの愛〜)
2002 気まぐれな唇
2004 女は男の未来だ
2005 映画館の恋
2006 浜辺の女
2008 アバンチュールはパリで
2009 よく知りもしないくせに
2010 ハハハ
2010 教授とわたし、そして映画
2011 次の朝は他人
2012 3人のアンヌ
2013 ヘウォンの恋愛日記
2013 ソニはご機嫌ななめ
2014 自由が丘で
2015 正しい日 間違えた日
2016 あなた自身とあなたのこと(劇場未公開)
2017 夜の浜辺でひとり
2017 クレアのカメラ
2017 それから
2018 草の葉 *映画祭のみ
2019 川沿いのホテル *映画祭のみ
2020 逃げた女 (6月11日公開)
2021 Introduction(劇場未公開)
*映画祭のみは、国内映画祭での上映のみ


『オー!スジョン』(2000年/韓国/126分/原題:原題 오!수정/英題:Virgin Stripped Bare by Her Bachelors)
監督:ホン・サンス
出演:イ・ウンジュ、チョン・ボソク、ムン・ソングン